かんたん保険診断

生命保険の加入方法で後悔しない!どこからどうやって入るべき?

  • 公開日:2016年11月09日
    最終更新日:2021年11月24日
  • 生命保険

2021-11-24

https://www.kurashino-okane.com/life-insurance/life-insurance-channel/

現在は、昔と違って生命保険の加入方法がたくさんあります。はたして、どこからどうやって入るのがよいのでしょうか?

人によっては、営業員と直接会いたくないとか、自分自身で選びたいとか、希望があるでしょう。また、そもそもどんな加入経路があるのか、さっぱりわからないという人もいるでしょう。

しかし、保険に加入したり相談したりするときに、まずどこに行くのか、誰に会うのかによって、加入できる保険が違っていて、場合によっては失敗してしまうということがあります。たとえば、自分に合っていないプランで、保険に入りすぎたり逆に保障が足りなかったりすることがよくあります。

ここでは、生命保険の加入経路別にその特徴を紹介するとともに、どんなタイプの人にはどの加入経路がよいかという基本的な考え方を解説していきます。ぜひ、参考にしていただき、よりよい生命保険に加入してください。

1. 絶対に知っておくべき生命保険の加入方法

生命保険は、かつては保険会社の営業員から入るものでしたが、現在は保険ショップが増えたり、インターネットから申し込めるなど、保険の加入方法を選べるようになっています。それらのすべてを把握するのは大変ですが、よい保険に入るためには、主な加入方法とその特徴については大まかにつかんでおく必要があります。

1-1. こんなにある!生命保険の加入経路

生命保険に加入する経路は主に、以下のようなところがあります。

■保険の加入経路

生命保険会社営業員(社員)生命保険会社の社員です。保険会社によって一般の営業員を多く抱えているところや、専門的な知識を備えたライフプランナーと呼ばれる営業員を抱えているところなどがあります。
直営保険ショップ生命保険会社が直接運営している来店型の保険ショップです。
通信販売
(申込書の郵送)
生命保険会社のコールセンター等を通じて説明を受け、郵送などで書類のやり取りをして申し込みをします。当初の申し込みがネットであっても、郵送により加入申し込みをする場合は通信販売となります。
ネット加入
※生命保険会社のWEBサイト
生命保険会社のWEBサイトで加入申し込みをします。ネット販売専用のネット生保もありますが、いろいろな販売経路の一つとして生命保険会社が運営している場合もあります。
保険代理店訪問型のライフプランナー・FP保険代理店に所属している営業員が、自宅や会社、それらの周辺の喫茶店などに訪問してきて、保険の加入相談を受けます。比較的、実績のある人が多い傾向にあります。
保険ショップ保険代理店が運営する保険ショップです。一社専属の保険ショップと複数社の商品を販売する保険ショップがあります。最近急拡大しているのは後者の保険ショップです。
通信販売
(申込書の郵送)
保険代理店がWEBサイトで資料請求や申し込みを受け付けて販売しています。
金融機関
(保険代理店)
銀行や証券会社の窓口銀行や証券会社の窓口での保険販売です。変額や外貨建ての商品、一時払い型の商品など貯蓄や資産運用に関する商品が多い傾向にあります。

1-2. 加入経路の分類

前節であげた加入経路のうち、一般的な保険に加入する場合の主な経路を、生命保険会社か保険代理店か、対面(*)か通販やネット加入かで分類すると以下の図のようになります。
(*)対面とは、営業員や保険のプランナー・FPなどに直接会って相談・加入することをさします。

生命保険の加入経路の分類

2. 生命保険は、加入経路をしっかり検討することが重要

前章でみたように、生命保険には多くの加入方法・経路があります。ただし、いろいろな加入経路がある分、それぞれで加入できる保険や提案される内容が違ってくるため、どこから入るかが重要になってきます。

2-1.経路によって入れる保険が違う!

実は、生命保険は加入する経路によって扱っている商品やプランが違っています。以下にそんな例をいくつか紹介します。

(1)対面と通販で入れる保険やプランが違う
生命保険会社によっては、社員や保険代理店の人を通した対面販売と電話やインターネットを通じた通信販売の両方を行っていますが、その場合、販売商品は全く同じではありません。通信販売のほうが商品数が絞られていたり、生命保険では加入できる保険金額が制限されていたりします。

(2)保険によっては保険代理店では扱えない商品がある
保険によっては、生命保険の社員や直営店だけで販売されていて、保険代理店では販売されない商品があります。
たとえば、最近は学資保険でそのような傾向があります。

(3)保険代理店によって販売している商品が違う
保険代理店には、一社専属の代理店と複数の保険会社の商品を扱っている乗合代理店があります。専属の代理店では当然、その生命保険会社の商品しか扱っていません。乗合代理店は複数の保険会社の商品を使っていますが、どこの保険会社の商品を販売しているかは代理店ごとに違っています。

また、銀行や証券会社では貯蓄や投資色の強い保険の販売がメインとなっています。

どこで入るかによって、自分が入りたい保険が扱われていないということもあるので注意しましょう。

2-2. 加入相手によって提案内容が違う!

対面で人に会って加入する場合でも、どこでどんな人から入るかによって、提案内容が違ってきます。

保険会社の社員や一社専属の代理店の営業員か乗合代理店の営業員かによって、そもそも販売できる保険会社の商品が違っています。

また生命保険会社の営業員でも、保険会社によって、基本的な研修を受けただけの一般の営業員を多く抱えた会社と専門的な研修を受けてより高度な提案力をもったプランナーと呼ばれる営業員が販売している会社があります。どちらのタイプの営業員かによって、提案内容は変わってきます。一般の営業員の中にも実績豊富で優秀な人はいますが、プランナー系の営業員のほうが概して保険設計のスキル・提案力が高くなります。

同様に乗合代理店でも、担当者が比較的経験の浅い営業員かライフプランニングの実績が豊富な営業員かによって、やはり保険設計のスキル・提案力に差が出てきます。

また、能力が高い人であっても、保険に対する考え方が違うことがあります。たとえば、様々なリスクにできるだけ多く備えられるように多くの保険に入るべきだという人と、重大なリスクのみしっかり備えて保険の加入は最小限にするべきだという人では、提案内容が違ってきます。

これは、会ってみないとわからない部分もありますが、まずはそういう違いがあるということを前もって知っておくことが大切です。

3. 目的や自分の好みにあった加入方法の考え方

生命保険は加入する経路が重要ということは、お分かりいただけたと思います。それでは、私たちはどこから加入したらよいのでしょうか? 

人によって、直接会って相談したい、人と会わずに加入したい、特定の生命保険会社から入りたい、多くの生命保険会社の中から選びたいなど、いろいろな希望があると思います。ここでは、そういった意向によりいくつかのタイプに分けて加入方法の考え方を紹介します。

3-1.入りたい保険があるなら、その生命保険会社から

この保険に入りたいと明確に決まった保険商品があるなら、その保険を販売している生命保険会社から入るのが第一候補です。なぜなら、通常は商品を開発・販売している会社自身に一番商品情報があり詳しいはずだからです。
ただし、複数の保険に加入したい場合で、しかもそれらが違う保険会社の商品のときは、それら全部の保険を販売している保険代理店にした方が、相談先を一つにまとめられて便利です

3-2.しっかり相談したい・専門家にお任せしたいなら、訪問型のプランナー・FPや保険ショップに

自分の希望を話し保険についての説明もしっかり聞いて、しっかり相談した上で加入したい人や、保険はよくわからないから専門家にお任せしたいという人は、多くの保険を扱っている保険代理店(乗合代理店)に相談するとよいでしょう。保険代理店には訪問型と保険ショップがありますので、自分の都合にあわせてお選びください。また、実際に会って話を聞いてみて納得がいかないことがある場合は、別な人に会ったり別のショップに行ってみるとよいでしょう。

お近くの保険ショップを検索したいときは、保険相談ニアエルから検索や予約をすることができます。よろしければ参考にしてください。
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3-3.加入する保険は自分で比較して自分で決定したいなら、まずは比較サイトで情報収集

自分でいろいろ調べたいなら、まずは各保険会社から資料を請求したり、比較・見積りサイトを利用したりして情報収集をします。入りたい保険が絞れたら、保険の比較・見積りサイトから入ることもできますし、その商品を販売している生命保険会社、保険代理店などから入ることもできます。できるだけ多くの商品から選びたいなら、通販より対面のほうがよいでしょう。保険ショップや訪問型のプランナー・FPに加入相談する場合は、実際にその商品を扱っているかを事前に確認してから相談しましょう。

4. まとめ:自分の考え方や好みにあわせて加入方法を選ぼう

生命保険には、とても多くの加入方法があります。生命保険会社から入るのか、保険代理店から入るのか、対面で入るのか通販やネット加入で入るのかなど、その方法によって加入可能な保険が変わってくることもあります。また、対面の場合は担当者によって、保険提案のスキルや保障の考え方も違ってきます。

そのような加入経路別の特徴をよく理解した上で、人に相談しながら入りたいのか、自分自身で選んで入りたいのかなど自分の意向も整理して、最も自分にあった加入方法を選ぶようにしましょう。

意向の違いによる加入経路の分類

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