家計簿をつけるのは大切だとわかっているのに、なぜかいつも続かない…。
そんな悩みを抱えるママたちは意外に多いのではないでしょうか?
しかし、始めるときはあれだけやる気満々なのに、なぜかいつも途中で挫折してしまう…という人には、それなりの“続かない理由”があるはず。
要は、家計簿を長く続けるためには、正しい方法を身につけることが、実は不可欠なのです!
そこで今回は、家計簿が続かない理由、続けるためのコツをご紹介します。
目次
1.挫折してしまうのはなぜ?家計簿が続かない理由を分析
家計簿をせっかく始めても面倒で挫折してしまう…という人には、何かしら「続かない理由」があるんですよね。
まずは、なぜ続かないのかの自分自身の本心を探り、視点を変えることから始めてみましょう。
1-1.毎月の支出額を把握するのがストレスになる
実際に家計簿をはじめてみると、まず多くの人が感じるのが、想像以上に支出額が多いこと。
大きな出費をしているわけでもないのに、1ヵ月間で支出したお金を計算すると、「こんなに使ったの?」と驚くこともしばしば。
次第にお金を使うことへの罪悪感や節約の意識がストレスとなり、思い通りに進まない家計管理に対して、徐々にやる気をなくしてしまうのです。
すると毎月の支出金額を知ることが辛くなり、見て見ぬふりをしたくなる…。
現実から目をそむけて家計管理を放棄すると、今まで我慢したことによるストレスで支出額もふくらみ、ますます「いくら使っているか」という現実をから逃げたくなり、家計簿をつけることを挫折してしまうというわけです。
1-2.こまかいことにこだわりすぎて疲れてしまう
家計簿をつける目的は、もちろん節約が最終的なゴールではありますが、実際にどれだけのお金が出て行っているかを把握することでもあります。
しかし、あまりにも厳密に記録することにこだわってしまうと、つまずきやすく、挫折リスクが高まります。
例えば「食費」や「交際費」、「日用品費」など費目ごとにこだわって記録するのは手間がかかるため、まずはレシートごとに大まかに項目をあてはめて記録することから始めるので十分。
3日坊主にならないためにも、自分に合うやり方で進めていくのがベストなのです。
1-3.目標がないまま家計簿で節約を始めようとする
家計簿を毎日続けることは、決してラクなことではありません。
なおさら節約につなげたいという気持ちがあるのであれば、それなりの目標がなければ、家計簿をつけること自体が面倒になり、挫折してしまうケースも多いのではないでしょうか。
お金を貯めるというただ漠然とした目標では、モチベーションを維持することは難しいため、何のために、どれだけお金を貯めたいのかを具体的に設定することも大切です。
2.続く人はどう管理してる?家計簿を続けるための3つのコツ
では、家計簿を長く続けるために必要なこととは、一体何なのでしょうか?
ここでは続けるための3つのコツをご紹介します。
2-1.家計簿の目的は家計の収支を把握すること!
続かない人の理由にも挙げたように、はじめから家計簿に厳密さを求めすぎると、必ず挫折してしまいます。
家計簿をつけることの目的は、毎月の収入に対して、どれだけの支出があるのか? 家計が赤字になっていないか? といった家計の現状を把握すること。
そのため、数百円の誤差や「食費」、「交際費」、「日用品費」といった費目にこだわりすぎるのではなく、まずは収支の様子を確認するための手段として考えましょう。
2-2.無駄使いのパターンを見つける
家計簿が家計の収支を把握するのに大きな役割を果たすと同時に、大幅に使いすぎている費目を見つけることも、目的のひとつ。
家庭ごとに何にお金を使っているかは個性があるように、自分たちの支出パターンを見つけることは、今後お金を貯めていくためにも、確認しておきたいことのひとつです。
コツコツ狂いなく、家計簿をつけることばかりに目が行きがちですが、現状を分析し、改善するための方法を考えるという別の視点を持つことで、楽しんで家計簿を続けることができます。
2-3.家計簿をつけることを目的にしない
家計簿とは、ただ使った金額を記録し続けることが目的なのではなく、お金をより賢く豊かに使うためのひとつの方法にすぎません。
「ちゃんとつけなちゃ」という思い込みはなくして、家計の現状を把握し、目標のためにお金の使い方を改善するという考えを持つことが大切なのです。
3.まとめ:目的を持って、楽しく続けられるのが一番!
家計簿に限らず、何の目的も持たず、物事を継続させるのは、そもそも難しい話。根気よく続けるためには、自分自身が目標を持って、楽しむことが大切なのです。
そして、「家計の無駄を改善したい」、「旅行代を貯めたい」など、家計簿をつけることで得られるメリットを理解しておくことが、日々の家計管理をストレスなくスムーズに続けるコツといえます!
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