目がかゆくなったり、鼻がムズムズしてくしゃみや鼻水がでたり、花粉症の症状は大人にとってもつらいもの。最近は、子どもの花粉症も増えているため、発症リスクや症状を抑えるための対策を考えるご家庭も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、花粉が飛散する時期、子どもが快適に過ごすために親ができることについてご紹介します。
目次
1. 子どもの花粉症はどんな症状なの?
年々増えている子どもの花粉症。大人もそうですが、症状は風邪に似ています。子どもは、言葉でうまく症状を説明できないため、ママ・パパが注意深く見てあげるようにしましょう。
1-1. 目に症状が強く出る傾向に
子どもは大人よりも目のかゆみが強く出る傾向にあるようです。そのため、目のあたりを頻繁にこすります。そのほか、目の充血や目のまわりのむくみなどの症状もよく見られるそうです。
1-2. 子どもは鼻づまりを起こしやすい
子どもの花粉症は、大人と比べて鼻づまりを起こしやすく、くしゃみが少ない傾向にあるようです。そのため、鼻づまりで夜眠れずに寝不足となり、症状を悪化させることにもつながってしまいます。
2. ふだんの生活で心がけることは?花粉をシャットアウトする3つの方法
花粉症のリスクを軽減したり、症状を和らげたりするには、花粉に触れないよう対策を講じる必要があります。朝昼晩で実践するべき花粉症対策をご紹介します。
2-1. メガネやマスクをしっかり着用
花粉の飛散量が多い時期の登校時や外出時には、眼鏡やマスクでしっかり花粉症対策をしてあげましょう。
また、家の中に花粉を持ちこまないよう、帰宅したら玄関先で花粉をよく払い、手洗いやうがい、洗顔をし、体についた花粉をきちんと除去する習慣をつけましょう。
2-2. 空気清浄機で空中の花粉を除去
花粉症対策は、外出時のみならず、家の中においても重要です。浮遊する花粉が床や家具などに落下する前に、空気清浄機で取り除くことがポイントです。花粉がおもちゃなどに付着してしまうと、空気清浄機では除去することができません。そのため、排気がキレイなタイプの掃除機で吸引したり、濡れ雑巾で拭き取ったり、こまめなお掃除を行い、子どもが清潔な環境で過ごせるように心がけましょう。
2-3. 就寝時は加湿機でのどの乾燥を防ぐ
花粉が飛び始めるのは寒い冬でもあるため、暖房器具が欠かせない時期。ただでさえ乾燥する季節でもあるのに、暖房でますます空気が乾いてしまいます。そのため喉を痛めてしまいやすいので、就寝の際には枕元に加湿器を置いて、喉の乾燥を和らげてあげるとよいでしょう。
3. 花粉症対策に効果的!子どもの花粉症に気をつけたい掃除方法
花粉症対策に効果的な掃除のしかたをご紹介します。
3-1. 掃除は朝一番に!花粉の舞い上がりを防ぐ
花粉のみならず、部屋の空気中にあるハウスダストは、人が誰もいなくなり、空気の流れがおさまると、床に落ちて積もっていきます。翌朝、家族が起きて歩き回れば積もった花粉が舞い上がります。そのため、花粉は朝起きたら拭き取るようにしましょう。
また、朝の掃除がむずかしい場合は、帰宅直後にフロアモップを使って花粉を拭き取るなどして負担を軽減する工夫もできますよ。
3-2. 掃除機をかけるときは空気清浄機を稼働!
家族に花粉症の人がいる場合は、掃除の際にハタキ、ホウキを使わないのが無難です。ハタキやホウキで掃除をすると、床上の花粉を舞い上げてしまいがちです。
また、掃除機を使う場合も、花粉を舞い上げないよう、空気清浄機をハイパワーで稼動させるとよいでしょう。拭き掃除をするときには、使い捨てお掃除シートを利用するのがおすすめです。
3-3. 換気は深夜か早朝に行うのがベスト!
室内の換気をする時には、屋外の花粉が部屋に入ってこないように気を付けましょう。換気を行う場合は、花粉が飛散し終わった深夜、あるいは飛ぶ前の早朝が最適です。ただ風の強い日は避けたほうがよいでしょう。
4. まとめ:なるべく花粉に接触しないよう生活習慣を見直そう!
花粉症はいかに花粉と接触しないかが重要なポイントです。そのため、ママパパも日ごろの生活のなかで、正しく花粉を避ける生活を心がけ、症状を軽減するようにしましょう。
花粉が飛散する時期は洗濯や掃除など家事の部分でも正しい方法を身につけておくと家族みんなも快適に過ごせますよ!
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