生活費やローンの返済、子どものための教育費など、支出に備えて行う日々の「節約」は、ママたちにとって重要なタスクの一つですよね。
ちりも積もれば…の言葉通り、ちょっとした努力で無駄な支出をおさえてくれるのが節約のいいところ。
しかし、節約を実践しているけれど、家計が改善されない…なんて人は、要注意。
勘違いの節約術で、実は損していた…なんてこともあるんです!
目次
1.エアコンをこまめにオンオフするのはNG!
テレビや照明のスイッチをこまめに切るのは、節約術として間違っていませんが、エアコンとなると、どうやら事情が異なるようなのです。
実は、エアコンは電源を入れて、運転を開始するときが、最も多く電気を使うといわれています。
そのため、節電を意識してオンオフを頻繁に繰り返すことで、逆に多くの電力を消費してしまうのです。
より効率的に節電を心がけたいなら、部屋の温度が暑くなりすぎたり、寒くなりすぎたりした場合は、電源のオンオフではなく、設定温度を調整するのがベスト。
さらにフィルターがゴミやほこりでつまると、冷・暖房効果が弱まり、電気代の無駄使いになるため、2週間に1度を目安に掃除を心がけると節約にもつながりますよ。
2.食料品のまとめ買いが家計のマイナスになることも・・・!
まとめ買いは、お得な買い物術として広く知られていますが、消費が追いつかないくらいのまとめ買いは、ただの無駄使い。
特に消費期限がある食料品の場合、使い切ることができず、傷んで、廃棄してしまうこともあるでしょう。
もちろん冷凍という賢い選択もありますが、なかには冷凍したまま使用せず…なんてことも少なくないはず。
いくら安売りをしているからといって多めに買い込むのではなく、消費できる適正量を購入するのがベストです。
「3品で10%オフ」や「大量パック」など単価の安さに目を奪われて、「お得のワナ」にはまらないよう、普段から注意が必要です。
3.クレジットカードの使い方で損をしてしまう…
クレジットカードは、支払いが便利なだけでなく、最近では支払い金額に応じてポイントがついたり、割引サービスが受けられたりと、クレジットカードでの買い物はお得に感じられます。
しかし、クレジットカードは使い方によって損をしてしまう可能性もあります。
例えば人によっては、4~5枚以上にわたるカードを複数使いする…なんて人もいるかもしれませんが、節約という観点では実はその使い方はNG。
基本は1~2枚に絞り、ポイントをまとめて貯めるのが効率的なのです。
複数のカードを使用してしまうと、ポイントが分散してしまうことで、ポイントが貯まりにくいというデメリットがあります。
さらにそれぞれのカードのポイント数を把握しづらいため、知らぬ間にポイントが失効していたなんてこともあり得るのです。
クレジットカードを賢く使って節約につなげるためには、カードの数は減らし、「ポイント還元率が高い」など、それぞれのカードが持つメリットを吟味して、選ぶようにしましょう。
4.安さに油断大敵!プチプラファッションにはご用心
最近では、低価格だけどおしゃれなファストファッションで、お金をかけずファッションを楽しむママたちも多いですよね。
センスのよい可愛いアイテムが低価格で購入できるため、人気を集めるのもうなずけます。
しかし、ついつい値段につられて、同じような服を何枚も購入したり、買っても結局着なかったり…実は節約にうれしいプチプラファッションにも落とし穴がひそんでいるから要注意!
さらに質より価格に走りすぎてしまうと、長く使えず、結局新しいものを買い換えるなど、“安物買いの銭失い”になる可能性もあるため、しっかり見極めて買い物をするよう心がけましょう。
まとめ:節約を始めるならまずは「固定費」に目を向けよう!
日々の生活のなかで、常に節約のことばかり考えて行動するのは、やはり苦痛ですよね。
交際費や交通費、趣味に使うお金など、もちろん使いすぎは厳禁ですが、その時々の状況によって支出する「変動費」を削りすぎるのは、我慢も多く、人生の幸福度自体を下げてしまう恐れがあります。
そのためまずは、毎月定期的に発生する「光熱費」や「携帯代」、「保険料」などの「固定費」を見直し、削っていくのがベター。
ただやみくもに節約するよりも目標を設定しやすく、数字も把握しやすいので、まずは大きく削れそうな部分から着手して、節約の地図を描きましょう。
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