無駄遣いをやめるために実践すべき4つの行動ルール

2022-04-06

https://www.kurashino-okane.com/life-money/stop-wasting/

気づいたら、財布のお金がなくなっている…。

そんな経験をしたことはありませんか?

原因は、日常的に繰り返される無駄遣い。もはやその人のクセや習慣になってしまっている可能性が高いため、原因を突き止め、改善するほかありません。

そこで今回は、やめたくてもやめられない無駄遣いを減らすための4つのテクニックをご紹介します。自分にあてはまりそうだという方は、ぜひ実践してみてください。

1.無駄遣いの原因を分析してみよう

なぜ無駄遣いをやめられないのか?

まずは原因をしっかり理解した上で、行動を改善するのが近道です。具体的にどんな原因があるのかみていきましょう。

1-1.コンビニで「ちょこちょこ買い」をする

日々の小さな消費も、ちりも積もれば山となるで、どんどんふくらんでしまいます。

例えば、毎朝、出社前にコンビニに寄って、「ちょこちょこ買い」をしてしまう人、結構いませんか?

朝昼晩、コーヒーやお茶、お菓子などなど、気づいたら1日3回もコンビニによって、お買い物をしていた…なんてことも。

コンビニに入ると、つい消費意欲をかきたてられ、予定外の商品まで購入してしまう傾向があるなら、目的がない場合は立ち寄らないのがおすすめです。会社で飲むドリンク類は、自宅から持参するなど、ちょっとした節約のための行動を意識してみましょう。

1-2.ネットで買い物をするのが好き

ネットショッピングは、店員さんとのお会計のやりとりが発生せず、ワンクリックで簡単に購入できることから、買い物へのハードルが下がりやすい傾向にあります。

さらに多種多様な商品を閲覧できるため、さまざまな商品が目につくことで、本来目的としなかったものまで、つい購入してしまうことがあります。ショップを回って買い物するよりも気軽なぶん、お金を使っている感覚が薄いため、知らずに買い過ぎてしまった…という失敗をしがち。

ネットで買い物する場合は、まず目的意識をしっかり持ち、必要なもの以外は買わないという強い意志を持つことが重要です。

1-3.頑張った自分へのご褒美が多い

自分へのご褒美は決して悪いことではありません。逆に辛いことを乗り越えるための原動力になることもあります。

しかし問題なのは、ご褒美の回数。本来我慢すべき買い物も、「頑張ったから」という理由をつけて、許容することを繰り返すのは、ただの無駄遣いに過ぎません。

ご褒美の数が多いと自覚する人におすすめの方法は、自分にご褒美をあげてもいい日を事前に決めておくというやり方。

例えば、仕事の山を過ぎたタイミングなど、自分へのご褒美に適した日をあらかじめもうけておくと、ご褒美に使っていた無駄遣いもぐっと減らせますよ。

2.今日から実践!無駄遣いを減らす、日々の4つの行動ルール

では実際に、無駄遣いを防ぐための日々の行動ルールを4つご紹介します。
簡単に実践できるものばかりなので、明日からと言わず、今日から始めてみてはいかがでしょうか?

2-1.衝動買いをしない

そもそも購入する予定のなかった商品をついその場の気分で購入してしまうという衝動買いは、無駄遣いをしてしまう理由として、特に多く挙げられる原因のひとつでもあります。

まずは、どういうシーンで衝動買いをしてしまうのか、自分のなかの原因をひもといていくことが重要です。

例えばストレスがたまっていて、買い物をすることで満足感を得られることから、ストレス解消を目的として衝動買いをしてしまうこともあるでしょう。

それ以外にも、「店員さんにすすめられて…」、「セールに目がなくて…」などなど、人によってさまざま。自分の傾向を把握して、衝動買いをしたくなる気持ちをうまくコントロールする練習から始めてみましょう。

2-2.迷ったものはすぐその場では買わない

買おうかどうしようか迷うことって、どんな人も一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

そんなときは、「とりあえず買う」という決断はしないようにしましょう。もしかしたらそのまま使わず、結局無駄な買い物になる可能性だって考えられます。自分が納得した上で、欲しいと感じたものだけにお金を使うのがベスト。

迷ったときは、時間をおいて冷静になってから、買うかどうかを判断するようにしましょう。

2-3.使った金額を“見える化”しておく

毎日どれだけお金を使っているのをきちんと把握することで、お金を使い過ぎることへの危機感を持ち、計画性を意識したお金の使い方ができるというメリットが生まれます。

そのためにも、日々家計簿をつけるのがおすすめ。
ノートタイプの家計簿をつけるのもよいですが、最近では便利な家計簿アプリがたくさんあるため、スマホで簡単かつ効率的に家計管理ができますよ。

項目ごとに分けて管理ができるので、どの項目に対して特に支出が多いのか、自分自身のお金の使い方を一目瞭然に把握可能です。

2-4.お金を貯める目標を立てる

なんとなくお金を使ってしまうのは、お金を使う目的や目標をしっかり計画できていないからでもあります。

例えば、「来年は家族で海外旅行に行きたい」という目標を立てたとしたら、必ず達成するために、日々節約して、お金を貯めるという行動を自然にとるようになるでしょう。

将来のために、どんなお金が必要になるのか、その部分をしっかり洗い出しすることで、無駄遣いの意識を変えることができます。

3.まとめ:無駄遣いをやめることで人生への考え方も変わる!

日々の無駄遣いを見つめ直すことは、実はその人の生き方や人生を見つめ直す機会にもなります。

いかに生きていきたいのか、しっかりと目標を描き、どのようにお金と付き合っていくかを考えることで、お金に対する目的意識も芽生え、無駄遣いからも卒業できるのはないでしょうか。

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