大きな病気やけがで手術・入院をしたときに困らないように、医療保険に加入するという人が多いと思います。
しかし、ちょっと待ってください。
- あなたは、手術や入院でどれくらいのお金がかかるか知っていますか?
- それは本当に保険なしでは負担できない金額ですか?
- 本当に医療保険で解決できますか?
もちらん、専門家ではないので、それらすべてをわかっている必要はありません。しかし、よくCMを見るからとか、営業に勧められたから、といった理由で医療保険を選んでしまうと、将来、もらえると思っていた給付金がもらえなかったり、保障が足りなかったりする可能性があります。また、不必要に大きな保険に入って無駄に保険料を支払うことにもなりかねません。
このページでは、あなたがそんな失敗をせず、正しい医療保険やがん保険に加入するために必要な情報を、加入ステップにあわせて紹介しています。
気になる記事を見ただけでも十分に参考になりますので、適切な医療保険を選ぶためにお役立てください。
<Step1>
選ぶ前に、まずは医療保険が本当に必要か考えてみよう
健康保険など公的な制度でどれくらい負担が減るのか?
といった基本的な知識をおさえるところから始めましょう。
また、金融商品として医療保険が合理的かどうかで判断するのも一つの考え方です。
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● がん治療を知るシリーズ
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<Step2>
医療保険として、どれくらいの保障が必要かの目安を知ろう
入院日額、限度日数は、大きく、そして長くなるほど保障が大きくなり、保険料も高くなります。
<Step3>
適切な保険に入るために必要な保険知識をおさえよう
特に女性は、女性特有の病気のことも把握しておくとよいでしょう。
● 医療保険の種類(公的・民間)|よい医療保険選びの4つの基準
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<さらなる安心につながる関連知識>
病気・けがや医療保険に関連した知識も知っておこう
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● 介護保険の対象となる特定疾病16種類の一覧[第2号被保険者]
● 介護保険の申請方法と正しく認定されるための5つのポイント
● 【徹底解説】介護保険で受けられるサービスの種類や料金とは?
● 介護保険の住宅改修とは?制度の仕組みと申請のポイント
<最後に>
医療保険は、公的保障をベースにプラスの保障が必要なら加入というのが基本
医療保険に加入する際の選び方のステップに応じて、必要な知識を紹介してきました。日本は公的な保障が充実しているため、病院の医療は3割負担ですみますし、月間の自己負担額を限定する高額療養費という制度もあります。また、よく話題となる差額ベッド代も、希望しなければ払わなくてすむのが原則です。
そのため、やみくもに不安がってあせって医療保険に加入するのではなく、現実的にどれくらいの備えが必要なのか、そもそも自分には医療保険が必要なのかをよく考えて入ることが大切です。
ただし、がんについては、がんの進行度や治療方法によっては高額な医療費が長期間かかる可能性もあり、公的な保障だけでは心もとないのも事実です。
これらの現状をよくかんがみて、広い意味での医療保険から自分に合った適切なものを選び加入するようにしましょう。
もし、自分で多くの情報を収集したり、医療保険を選んだりするのが難しそうであれば、保険のプロに相談するのも賢い選択です。保険ショップや訪問型の保険代理店には、ファイナンシャル・プランナーやライフプランナーがいて、幅広い商品の中から、希望にあった商品や保障プランを提案してもらえます。